概要
ログインして最初に表示されるページです。次の 4 つの問いに答えます。このマシンは何か、状態は良好か、リソースはどれだけ残っているか、最近誰が何をしたか。ページは サマリーとモニターの 2 つのサブページに分かれています。モニターは「ホスト読み取り」権限を持つアカウントだけに表示されます。この権限がないアカウントには、仮想マシンの集計だけが見えます。
1. サマリー
1.1 上部:ホスト名、状態、3 つのゲージ
左側はこのホストについての情報です。
- ホスト名:大きな文字がホスト名で、小さな文字がドメイン名です。ホスト書き込み権限を持つアカウントには、横に鉛筆ボタン(ホスト名を変更)があり、ダイアログでホスト名とドメイン(ドメインは空でも構いません)を入力して保存すると、すぐに反映されます。管理ネットワークが keel の管理下にない場合や、ネットワークの変更を試験中の場合は、変更できない旨が表示されます。独自の HTTPS 証明書を使っている場合、ダイアログには新しい名前が証明書の名前に含まれているかどうかが表示されます。
- マシンのメーカーとモデル。
- バージョン:現在動作している keelOS のバージョンです。押すとアップグレードと再起動に移動します。
- 状態:問題がなければ緑色の「正常」、注意が必要なときは 要確認 N 件と表示されます。内容は §1.2を参照してください。
- 稼働時間:前回の起動または reload からの時間です。
右側には 3 つのゲージがあり、それぞれ割合、使用量バー、使用量が表示されます。CPU(直近のサンプリングでの使用率とスレッド数)、メモリ、ストレージ(既定のストレージプールの使用量、空き、合計)です。使用率が 90% を超えるとバーが赤くなります。keelOS が仮想マシンのメモリを自身で管理しているホストでは、メモリ欄には仮想マシン用に確保された分が表示されます。ホスト全体のメモリは、下のハードウェア表に表示されます。
1.2 注意が必要な項目
上部の下に、通知バーが並ぶことがあります。1 つが 1 件の対応事項で、押すと対応するページに移動します。よくあるものは次のとおりです。
- ストレージプールがまだない(ストレージで作成してください)。ストレージプールが
ONLINEでない。 - ネットワークポートが接続されていない(そのポートがホストのアドレス、スイッチ、ネットワークで使われている場合のみ通知されます。空いているポートは対象外です)。
- 再起動が必要です(アップグレードまたは変更待ち)。アップグレードと再起動を参照してください。
- 仮想マシンにエラーがある、または設定が壊れている。
- メモリでエラーが報告された:訂正不能なエラーはメモリモジュールの交換が必要です。24 時間以内に訂正可能なエラーがあった場合も通知されます。
- パススルーしたデバイスの割り込み線が届かない。デバイスパススルーとハードウェアを参照してください。
- 管理側(マネージャー)がこのホストの管理を要求している。押して承認または拒否します。
- 構成の問題:keel が検出した古い設定や問題のある設定です。それぞれ横に修正ボタンがあり、最大 6 件まで表示され、残りは 1 件にまとめて構成 → 問題にリンクされます。
- 仮想マシンが使う仮想化コンポーネントを起動できなかった(たとえばファームウェアで AMD-V が無効)。ホストが keelOS のハイパーバイザー上で動いていない場合は、説明用の通知(警告ではありません)も 1 件表示されます。
ホストがセーフモードに入ったとき(keelRM 管理ポートが問題を検出したとき)は、専用の通知カードに原因とセーフモードを終了のリンクが表示されます。keelRM 管理ポートを参照してください。
1.3 ハードウェアとシステムの 2 つの表
ハードウェア(右上の詳細を押すと構成 → ハードウェアに移動します):メーカー、モデル、CPU(モデル、ソケット数、コア数とスレッド数)、メモリ(合計と、仮想マシン用に確保した分)、ネットワークポート(ポートごとに小さなタグ。同じ NIC のポートは並んで表示され、緑はリンクあり、押すとポートのページに移動します)、ストレージプール(名前、状態、サイズ)。
システム:ホスト名(mDNS 名がある場合は隣に押せるリンク)、アドレス、ゲートウェイ、DNS、ホストの時刻(タイムゾーン付き)、システム(基盤となる FreeBSD のバージョン)、シリアル番号、BIOS(バージョンと日付)。ない項目は表示されません。
1.4 仮想マシンの集計
仮想マシンカードに、状態ごとの台数(実行中、停止、あればサスペンド、エラー)が表示され、続けて稼働中の仮想マシンの小さなタグ(名前、vCPU 数、メモリ)が並びます。押すと詳細ページに移動します。16 台を超える場合は +N と表示され、一覧にリンクします。
1.5 パフォーマンス(直近 1 時間)
パフォーマンス(直近 1 時間)には折れ線グラフがいくつかあり、各タイトルの横に現在 · 平均 · ピークが書かれています。
- CPU 使用率
- メモリ:使用メモリ(仮想マシン用メモリプールのあるホストではゲストの使用メモリ)
- ネットワーク(物理ポート):受信、送信
- ディスク:読み込み、書き込み
グラフ上にマウスを置くと、その時点の値が表示されます。起動直後は「収集中」と表示され、数秒でデータが出ます。各仮想マシンの CPU、メモリ、ネットワーク、ディスクのグラフは、その仮想マシンの詳細ページにあります。仮想マシンを参照してください。
1.6 最近の操作
ホスト書き込み権限を持つアカウントには、最近の操作も表示されます。直近 8 件の操作記録(時刻、操作、対象、接続元アドレス、結果)で、失敗した結果はオレンジ色になります。監査ログを押すとすべてを確認できます。アカウント、トークン、権限を参照してください。
2. モニター
モニターサブページには、サマリーに入らない詳細が、上から次の順で並びます。
- CPU:コアごとに 1 マス。そのコアが今ホストに属しているか、どの仮想マシンに属しているか、高性能コアか省電力コアか、各 NUMA ノードでの分布、そして仮想マシン用に確保したメモリの残りが表示されます。マルチソケットのホストで、仮想マシンの配置が適切かどうかを判断するのに使えます。
- メモリ帯域(直近 1 時間):各 CPU のメモリコントローラーの読み書き量(仮想マシンとホストの合計)。カウンターを読める CPU でのみ表示されます。
- 温度、ファン:ホストが読める温度センサー(CPU、ACPI サーマルゾーン、PCH、ディスクの SMART)とファン回転数の時間変化のグラフ。センサーが読めない場合は、その旨が表示されます。
- メモリ:ゼロページ:keelOS は仮想マシンのメモリのうち丸ごとゼロのブロックを定期的に調べて回収します(回収したメモリもその仮想マシンのものとして扱われ、割り当てが減ることはありません)。仮想マシンごとの使用状況と、ホストにキャッシュ用として貸している量が表示されます。
- ZFS キャッシュ(ARC / L2ARC):ZFS の読み取りキャッシュのサイズ、ヒット率、L2ARC キャッシュディスクの使用量と、現在の調整パラメーター。カウンターはホストの起動時から数えます。
注意:モニターサブページは読み取り専用です。ここでは設定を変更できません。